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山茱萸(さんしゅゆ)

今朝、奈良の地元紙「奈良新聞」に、法華寺のサンシュユの花が掲載されていました。

20170330奈良新聞_法華寺のサンシュユ


早春に咲いて「春を告げる花」として知られています。
黄色の可憐な花を咲かせ「ハルコガネバナ」とも呼ばれています。
初秋には紅く熟した果実がなります。

ミズキ科サンシュユの果実から、種子を除いて乾燥させたものが、漢方で使われる生薬の「山茱萸(さんしゅゆ)です。

IMG_2682.jpg


山茱萸(さんしゅゆ)
基原 ミズキ科サンシュユ(山茱萸、学名:Cornus officinalis Sieb. et Zucc.)の果実を乾燥したもの
性味 味は酸・渋、性は微温(帰経:肝・腎経)
成分 モロニサイド、ロガニン、スウェロサイドなどのイリドイド配糖体のほか、没食子酸やリンゴ酸などが含まれる。
薬理作用 利尿、血圧低下、抗菌 (黄色ブドウ球菌、皮膚真菌)、抗ヒスタミン、抗アセチルコリン、小腸自動運動抑制
応用 滋養強壮、収斂、止血薬として、補腎、盗汗、頻尿、腰膝の疼痛、月経過多などに応用する。

山茱萸を使った漢方処方は、以下のものがあります。

★八味地黄丸(はちみじおうがん)
体力中等度以下で、疲れやすくて、四肢が冷えやすく、尿量減少又は多尿でときに口渇があるものの次の諸症:下肢痛、腰痛、しびれ、高齢者のかすみ目、かゆみ、排尿困難、残尿感、夜間尿、頻尿、むくみ、高血圧に伴う随伴症状の改善(肩こり、頭重、耳鳴り)、軽い尿漏れ

■六味地黄丸(ろくみじおうがん)
体力中等度以下で、疲れやすくて尿量減少又は多尿で、ときに手足のほてり、口渇があるものの次の諸症:排尿困難、残尿感、頻尿、むくみ、かゆみ、夜尿症、しびれ

★牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)
体力中等度以下で、疲れやすくて、四肢が冷えやすく尿量減少し、むくみがあり、ときに口渇があるものの次の諸症:下肢痛、腰痛、しびれ、高齢者のかすみ目、かゆみ、排尿困難、頻尿、むくみ、高血圧に伴う随伴症状の改善(肩こり、頭重、耳鳴り)

■味麦地黄丸料(みばくじおうがん)
体力中等度以下で、疲れやすく胃腸障害がなく、ときにせき、口渇があるものの次の諸症:下肢痛、腰痛、しびれ、高齢者のかすみ目、かゆみ、排尿困難、頻尿、むくみ、息切れ、からぜき

■杞菊地黄丸料(こぎくじおうがん)
体力中等度以下で、疲れやすく胃腸障害がなく、尿量減少又は多尿で、ときに手足のほてりや口渇があるものの次の諸症:かすみ目、つかれ目、のぼせ、頭重、めまい、排尿困難、頻尿、むくみ、視力低下

■知柏地黄丸料(ちばくじおうがん)
体力中等度以下で、疲れやすく胃腸障害がなく、口渇があるものの次の諸症:顔や四肢のほてり、排尿困難、頻尿、むくみ

【注意】
・地黄という生薬が配合さています。胃にもたれることがありますので、胃の弱い方は注意が必要です。
・★印は附子という、トリカブトから作られた生薬が配合されていますので、心悸亢進、のぼせ、舌のしびれ、悪心等が起こる場合があります。

服用の場合は、必ず専門店にご相談ください。


薬用酒としても、効果的です。

【山茱萸酒】

作り方
①山茱萸(さんしゅゆ)200gをそのままビンに入れます。
②ホワイトリカー1.8リットルを注ぎ、約1ヶ月漬け込みます。
熟成するほどまろやかになります。
素材は取り出さず、そのまま熟成させてください。
③1回に飲む分量の目安は15~2020cc程度。
ストレートで飲みにくい場合には、蜂蜜やシロップで甘みを足すか、お好みの果実酒とブレンドしても飲みやすくなります。
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