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熊胆(ゆうたん、ユウタン)、熊の胆(くまのい)

熊胆(ゆうたん、ユウタン)、熊の胆(くまのい)

先日、お客様のご要望で、熊胆(ゆうたん)の原型をお預かりして、捌(さば)きました。
熊の胆嚢(たんのう)を、乾燥させたものを、漢方で熊胆(ゆうたん)といいます。
「くまのい」とも呼ぶので、しばしば「熊の胃」と思われる方も多いようですが、本来は熊の胆汁が入ったままの胆嚢です。
IMG_4868.jpg


当て布をして、木槌などで叩いて粉砕し、中身を取り出して、乳鉢で擂(す)ります。

IMG_4872.jpg

大人(15歳以上)は1回量0.1g ~ 0.2g、1日1~3回、食前または食間に服用する。
杯「さかずき」に湯を入れ一回量の熊胆を溶かし服用します。
苦みが強いので、そのままオブラートに包んでもても可。
良薬口に苦しです。

熊胆は、古い文書には「小児の五疳を主治し、虫を殺し、悪瘡を治す」とあり、神農本草経にも収載されています。

漢方生薬の熊胆は、駆除したクマから、丁寧に胆嚢を取り出し、これを冬期間陰干しして、ある程度固まり柔らかさのあるうちに、ガラス板などで挟んで圧縮して、さらに陰干しすると、硬く固まります。

以下Wikipediaによると
日本薬局方においては、「Ursus arctos Linne 又はその他近縁動物(Ursidae)の胆汁を乾燥したもの」がユウタンと定義され[12]、日本国内ではエゾヒグマとニホンツキノワグマが用いられています。

医薬品医療機器等法(旧薬事法)に基づき、熊胆の販売・譲渡は、薬務行政から正式な認可・承認を受けることが必要となる。また、原料として薬務行政から熊胆に関連する製造・配合などの許可を受けている仲買・製薬業者への販売・譲渡は、クマから取り出した状態のままでの水洗い及び単純乾燥の販売・譲渡に限り認められている。

ツキノワグマやヒグマなど全てのクマ科はワシントン条約により規制されており、カナダ・ロシアなどの輸出国による輸出許可書がない限り国際取引は禁止されている。 海外旅行での取得の際には輸出国で所定の手続きを取らねばならないとされている

主成分は胆汁酸代謝物のタウロウルソデオキシコール酸である。
この他、各種胆汁酸代謝物やコレステロールなどが含まれている。

熊胆の効能や用法は中国から日本に伝えられ、飛鳥時代から利用され始めたとされる熊の胆は、奈良時代には越中で「調」(税の一種)として収められてもいた。江戸時代になると処方薬として一般に広がり、東北の諸藩では熊胆の公定価格を定めたり、秋田藩では薬として販売することに力を入れていたという。熊胆は他の動物胆に比べ湿潤せず製薬(加工)しやすかったという。

熊胆配合薬は、鎌倉時代から明治期までに、「奇応丸」、「反魂丹」、「救命丸」、「六神丸」などと色々と作られていた(現代は、熊胆から処方を代えている場合がある。理由は後述)。また、富山では江戸時代から「富山の薬売り」が熊胆とその含有薬を売り歩いた。
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