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二十四節気「小寒」初候「芹乃栄(せり すなわち さかう)」

二十四節気「小寒」

七十二候初候「芹乃栄(せり すなわち さかう)」

そして 七草粥


二十四節気は「小寒」に入りました。
暦便覧では「冬至より一陽起るが故に陰気に逆らう故益々冷る也」と記されています。
寒の入りですね。春の節分までが、「寒の内」です。
実際の天気も、一気に冬が深まったようです。

七十二候で、この節気の初候は、「芹乃栄(せり すなわち さかう)」です。
芹(セリ)が盛んに生える時季ということです。

聖徳太子の四番目の妃である膳大郎女(かしわでのおおいらつめ)は、聖徳太子が斑鳩に行った時、芹(せり)を摘んでいる少女に一目惚れし、彼女を娶ったという逸話から芹摘姫という別名があります。

芹は、数少ない日本原産の野菜で、正月7日にいただく七草粥には、筆頭にあげられています。

七草は、
1月1日・元旦の酉(とり・鶏)
1月2日を戌(いぬ・狗)の日
1月3日を亥(い・猪)の日
1月4日を未(ひつじ・羊)の日
1月5日を丑(うし・牛)の日
1月6日を午(うま・馬)の日
1月7日を人日(じんじつ)すなわち人の日であることから、
日本の古来からの風習である「若菜摘み」と中国の「「七種菜羹(ななしゅさいのかん)」が合わさって、1年間の無病息災を祈って七草粥を食べる習慣が広まったといわれています。

現在の七草に定着したのは、室町時代以降のことだそうですが、「芹」だけは、古事記に記され、万葉集にも詠われ、古来から親しまれています。
清らかな白い根で『根白草』とも呼ばれ、神事の食材にも用いられてきました。

独特の香りは、精油成分で、カンフェン、β-ピネン、ミリスチン、カルバクロール、オイゲノール、シンナミルアルコール、植物アルカロイドといった成分を含みます。
これら精油成分には食欲の増進や血圧の低下、血流の促進、鎮静や解熱、解毒作用が期待されていますが、さらに、ストレスに対する抵抗性も高める効能があると言われています。また、栄養成分にβ-カロテン、ビタミンB2・C、カルシウム、鉄分などの栄養素を主に含み、胃や肝機能を整えたり、血液中の老廃物やコレステロールを排出して浄化する効果が高い食材といえます。

春の七草には、無病息災を祈るにふさわしい、期待される薬効があります。

1.芹(セリ)

胃を丈夫にして、造血作用を高め、貧血を防ぎ、血圧を正常に保ち、発汗を促し、解熱や解毒の作用があり、冷え性を改善して、美肌づくりに効果があります。
また、神経痛やリューマチをやわらげ、皮膚ガンを起す紫外線の影響を抑える効果も期待されています。

2.薺(なずな・ぺんぺん草)

血中の余分な熱を取り除き、各種の出血を止め、熱病を改善して、腎臓の炎症や水腫(むくみ)・排尿困難などを解消させ、肝機能を促して視力の低下や筋肉疲労を回復し、頭のふらつき、目の充血の改善と予防に効能があります。
また、全草を生のまま煎(せん)じて飲むと、女性の生理不順や生理痛にも有効とされています。

3.御形(ごぎょう・母子草)

風邪やインフルエンザによる発熱や目の充血、鼻づまり、頭痛、気管支炎などを改善させ、痰を除去して視力を回復し、扁桃腺炎や胃炎を鎮静させる効能があります。
また、抗菌作用にも有効とされています。

4.繁縷(はこべら・はこべ)

解毒、利尿、催乳を促進させることから特に妊婦の腹部の痛みと腫塊(しゅかい)に適しています。
その他、急・慢性の虫垂炎の改善と予防に効能があります。

5.仏の座(小鬼田平子こおにたびらこ)

身体の余分な熱を取り除き、解毒を促し、小児の麻疹(はしか)が早く出て、早く解消するよう促進させ、併発症を防ぐ効果があります。
また熱による腫物と吹き出物の予防と改善にも効能があります。

6.菘(すずな・蕪かぶら)

胃腸の働きを活発にし食欲を増進して、血栓を防ぎ、高血圧の予防や貧血の改善と美肌づくりに役立ち、解毒作用があり、ガンの予防にも期待できます。

7.蘿蔔(すずしろ・大根)

胃腸の働きを助けて消化を促進し、胸やけや胃もたれを防ぐほか、二日酔いの緩和に効果があり、骨や歯を丈夫にして、ストレスやイライラを解消し、血栓を防ぎ、免疫力を高めて丈夫な体をつくり、ガンの予防にも期待できます。
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