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COVID-19 感染症に対する漢方治療

金沢大学附属病院漢方医学科臨床教授 小川 恵子先生の特別寄稿をご紹介します。
COVID-19 感染症に対する漢方治療の考え方 小川 恵子先生(金沢大学附属病院漢方医学科臨床教授)

補中益気湯
補剤の王者として別名医王湯と呼ばれ、胃腸の働きを高め、体力を補い元気をつけます。即ち、虚弱体質、食欲不振、病後の衰弱、疲労倦怠、夏負けなど体力増強を目標に本方が適用されます。

補気健脾の人参・白朮・陳皮・甘草は気の生成を強め、固表の白朮は黄耆を補佐します柴胡・升麻は陽気を昇発し、補血の当帰は、気の運行を助け、いずれも黄耆を補佐します

十全大補湯
気血、陰陽、表裏、内外、みな虚したものを大いに補うもので十全の効ありとの意味にて十全大補湯と名付けられた処方で、肉体的にも精神的にも衰弱したものに用います。即ち、大病後、産後、手術後の衰弱、食欲不振、疲労倦怠、体力低下に本方が適用されます。
補気の基本方の四君子湯である人参・白朮・茯苓・甘草と補血の基本方と補血の四物湯を組合せた処方で気血を補います。益気固表の黄耆を加えて補気生血を強め、温通の桂皮と和胃健脾の人参を加えて陽気を振奮することにより、他薬の効能を補佐します。

その他掲載漢方処方に関しては、お問い合わせください。
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