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平成30年の七十二候

平成30年(2018年)の七十二候

二十四節気は半月ごとの季節の変化を示しますが、これをさらに5日ずつにわけて、気象の動きや動植物の変化を知らせるのが七十二候で、これも古代中国で作られました。古代のものがそのまま使われている二十四節気に対し、七十二候の名称は何度も変更されています。日本でも、日本の気候風土に合うように何度か改訂されました。1874(明治7)年の「略本暦」では、それまでと大幅に異なる七十二候が掲載され、現在ではこの七十二候が使われています。

2018年(平成30年) 七十二候
月 日 二十四節気 七十二候と読み方
1月5日 小寒 寒気稍強し
1月 5日~ 1月9日 初候 芹乃栄(せりすなわちさかう)
1月10日~ 1月14日 次候 水泉動(しみずあたたかをふくむ)
1月15日~ 1月19日 末候 雉始鳴(きじはじめてなく)
1月20日 大寒 厳寒を感ず
1月20日~ 1月24日 初候 欸冬華(ふきのはなさく)
1月25日~ 1月29日 次候 水沢腹堅(さわみずこおりつめる)
1月30日~ 2月 3日 末候 鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)
2月4日 立春 春の気始めて立つ
2月 4日~ 2月8日 初候 東風解凍(はるかぜこおりをとく)
2月 9日~ 2月13日 次候 黄鴬見睨(うぐいすなく)
2月14日~ 2月18日 末候 魚上氷(うおこおりをのぼる)
2月19日 雨水 氷雪解け雨水温む
2月19日~ 2月23日 初候 土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)
2月24日~ 2月28日 次候 霞始靆(かすみはじめてたなびく)
3月 1日~ 3月5日 末候 草木萌動(そうもくめばえいずる)
3月6日 啓蟄 冬篭りの虫声を啓く
3月 6日~ 3月10日 初候 蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)
3月11日~ 3月15日 次候 桃始笑(ももはじめてさく)
3月16日~ 3月20日 末候 菜虫化蝶(なむしちょうとなる)
3月21日 春分 春の最中夜昼平分
3月21日~ 3月25日 初候 雀始巣(すずめはじめてすくう)
3月26日~ 3月30日 次候 櫻始開(さくらはじめてひらく)
3月31日~ 4月4日 末候 雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)
4月5日 清明 草木清明風光明媚
4月54日~ 4月9日 初候 玄鳥至(つばめきたる)
4月10日~ 4月14日 次候 鴻雁北(こうがんかえる)
4月15日~ 4月19日 末候 虹始見(にじはじめてあらわる)
4月20日 穀雨 百穀春雨に潤う
4月20日~ 4月24日 初候 葭始生(あしはじめてしょうず)
4月25日~ 4月29日 次候 霜止出苗(しもやみてなえいづる)
4月30日~ 5月4日 末候 牡丹華(ぼたんはなさく)
5月5日 立夏 夏の気始めて立つ
5月5日~5月10日 初候 蛙始鳴(かわずはじめてなく)
5月11日~ 5月15日 次候 蚯蚓出(みみずいずる)
5月16日~ 5月20日 末候 竹笋生(たけのこしょうず)
5月21日 小満 陽気盛万物稍満足す
5月21日~ 5月25日 初候 蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)
5月26日~ 5月30日 次候 紅花栄(べにばなさかう)
5月31日~ 6月 5日 末候 麦秋至(むぎのときいたる)
6月6日 芒種 麦を納め稲を植う
6月6日~ 6月10日 初候 蟷螂生(かまきりしょうず)
6月11日~ 6月15日 次候 腐草為螢(くされたるくさほたるとなる)
6月16日~ 6月20日 末候 梅子黄(うめのみきばむ)
6月21日 夏至 夏の最中日北上の極
6月21日~ 6月26日 初候 乃東枯(なつかれくさかるる)
6月27日~ 7月 1日 次候 菖蒲華(あやめはなさく)
7月2日~ 7月 6日 末候 半夏生(はんげしょうず)
7月7日 小暑 やや暑熱を催す
7月 7日~ 7月11日 初候 温風至(あつかぜいたる)
7月12日~ 7月17日 次候 蓮始開(はすはじめてひらく)
7月18日~ 7月22日 末候 鷹乃学習(たかすなわちわざをならう)
7月23日 大暑 蒸熱酷暑を感ず
7月23日~ 7月27日 初候 桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)
7月28日~ 8月 1日 次候 土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)
8月 2日~ 8月6日 末候 大雨時行(たいうときどきおこなう)
8月7日 立秋 秋の気始めて立つ
8月 7日~ 8月12日 初候 涼風至(すずかぜいたる)
8月13日~ 8月17日 次候 寒蝉鳴(ひぐらしなく)
8月18日~ 8月22日 末候 蒙霧升降(ふかききりまとう)
8月23日 処暑 暑気退かんとする
8月23日~ 8月27日 初候 綿柎開(わたのはなしべひらく)
8月28日~ 9月 1日 次候 天地始粛(てんちはじめてさむし)
9月 2日~ 9月 7日 末候 禾乃登(こくものすなわちみのる)
9月8日 白露 気界冷露白し
9月 7日~ 9月12日 初候 草露白(くさのつゆしろし)
9月12日~ 9月17日 次候 鶺鴒鳴(せきれいなく)
9月18日~ 9月22日 末候 玄鳥去(つばめさる)
9月23日 秋分 秋の最中昼夜平分
9月23日~ 9月27日 初候 雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)
9月28日~10月 2日 次候 蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)
10月 3日~10月 7日 末候 水始涸(みずはじめてかるる)
10月8日 寒露 気寒く露草重し
10月 8日~10月12日 初候 鴻雁来(こうがんきたる)
10月13日~10月16日 次候 菊花開(きくのはなひらく)
10月18日~10月22日 末候 蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)
10月23日 霜降 霜結んで厳霜白し
10月23日~10月27日 初候 霜始降(しもはじめてふる)
10月28日~11月1日 次候 霎時施(こさめときどきふる)
11月2日~11月6日 末候 楓蔦黄(もみじつたきばむ)
11月7日 立冬 冬の気始めて立つ
11月7日~11月11日 初候 山茶始開(つばきはじめてひらく)
11月12日~11月16日 次候 地始凍(ちはじめてこおる)
11月17日~11月21日 末候 金盞香(きんせんかさく)
11月22日 小雪 寒く少し雪降る
11月22日~11月26日 初候 虹蔵不見(にじかくれてみえず)
11月27日~12月 1日 次候 朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)
12月 2日~12月 6日 末候 橘始黄(たちばなはじめてきばむ)
12月7日 大雪 天地閉塞雪降る
12月 7日~12月11日 初候 閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)
12月12日~12月16日 次候 熊蟄穴(くまあなにこもる)
12月17日~12月21日 末候 鮭魚群(さけのうおむらがる)
12月22日 冬至 冬の最中日南下の極
12月22日~12月26日 初候 乃東生(なつかれくさしょうず)
12月27日~12月31日 次候 麋角解(さわしかのつのおつ)
1月1日~ 1月5日 末候 雪下出麦(ゆきわたりてむぎのびる)

平成30年の二十四節気

平成30年の二十四節気

平成30年(2018年)の二十四節気

平成30年1月~平成31年1月(2018年1月~2019年1月)の二十四節気
東洋医学は天人合一説、「人体は自然界の変化の刺激を受け環境により生かされて密接に関わり合いながら一つの生命体として存在しいる」という考えを基本にしています。
孔子の時代の中国の農業暦には、「二十四節気」という考えを基本に農作業を行ってきました。

二十四節気とは太陽が、見かけ上、地球の周囲を1周するのを1年としてそれを24分割したものです。
月の移動を基本にする旧暦(太陰暦)では、気候的にずれが生じるので、農作業の実情にはあわないのです。

※地球は,太陽から約1億5千万キロ離れたところを1年かけてまわっています。
これを地球から観察すると,太陽が1年で天球上を1周しているように見えます。
見かけ上、太陽が天球を1周するとき通る軌道を黄道(こうどう)と呼びます。
地球の赤道を天球にまで延長した円を、「天の赤道」と呼びます。
天球図


孔子たちはこの二十四節季ごとに人間のいろいろな事が変化することに気づいていました。
つまり、季節、気候によって、「気」「血」「水」の流れや、陰陽のバランスなどが変わっていくということです。すなわちそれに伴って、必要な食事や、治療方針を変化させながら対応するということになります。

春…立春から立夏の前まで
夏…立夏から立秋の前まで
秋…立秋から立冬の前まで
冬…立冬から立春の前まで

立春、雨水、啓蟄、春分、清明、穀雨、立夏、小満、芒種
夏至、小暑、大暑、立秋、処暑、白露、秋分、寒露、霜降
立秋、小雪、大雪、冬至、小寒、大寒、立春、

夏至・冬至・春分・秋分の四つを「二至二分(にしにぶん)」立春・立夏・立秋・立冬の四つを「四立(しりゅう)」と呼びますが、これらの八節気は、天文学的に、春分点を起点として八等分されていて、実際の季節とは、かなりずれがあります。
他の節気は、気候に合わせて名前が付けられていると思われます。

それでも、実際には日本の気候とずれが生じるのは、二十四節気が、古代中国の黄河中流域で発祥したものを、そのまま使っている事が原因ではないかと思います。

二十四節気「小雪」:次候「朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)」

二十四節気「小雪」:次候「朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)」

二十四節気「小雪」は、次候に入りました。
「朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)」と記されています。
落ち葉

主に秋から冬にかけて、一時的に降ったり止んだりする雨を「時雨(しぐれ)」といいますが、風が吹く度に止めどなく舞い落ちる木の葉を「落ち葉時雨」というそうです。
今年の奈良公園の紅葉は、例年より早く一段落したようです。

漢方薬や、入浴剤、衣類の工夫など、本格的な寒さに備えて、準備しましょう。

■二十四節気は、一年を春・夏・秋・冬の季節に分け、それぞれをさらに6分割した24の期間に名前をつけたものです。現在でも季節の節目を示す言葉として使われています。

■七十二候とは、二十四節気をさらに5日ずつにわけて、気象の動きや動植物の変化を知らせるものです。古代のものがそのまま使われている二十四節気に対し、七十二候の名称は何度も変更されています。日本でも、日本の気候風土に合うように何度か改訂されました。1874(明治7)年の「略本暦」では、それまでと大幅に異なる七十二候が掲載され、現在ではこの七十二候がつかわれています。

二十四節気「小雪」・初候「虹蔵不見(にじかくれてみえず) 」

二十四節気は「小雪」に入りました。

暦便覧では、「冷ゆるが故に雨も雪となりてくだるがゆへ也」と記されています。

陽射しが弱まり、冷え込みが厳しくなる頃で、木々の葉は落ち、遠くの山には白い雪が見られ、冬を実感します。

七十二候では、「小雪」の初候は、「虹蔵不見(にじかくれてみえず) 」と記されています。
節気「立冬」が終わり、太陽の光が弱まって、虹が見られなくなる、という様子です。
虹large
写真はウィキペディアより

春の節気「清明」の末候である「虹始見(にじはじめてあらわる)」と対になっています。暦の上では、約5ヶ月のお別れですね。

菊岡漢方薬局の店頭では、火鉢に炭火が入りました。
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漢方薬や、入浴剤、衣類の工夫など、本格的な寒さに備えて、準備しましょう。

■二十四節気は、一年を春・夏・秋・冬の季節に分け、それぞれをさらに6分割した24の期間に名前をつけたものです。現在でも季節の節目を示す言葉として使われています。

■七十二候とは、二十四節気をさらに5日ずつにわけて、気象の動きや動植物の変化を知らせるものです。古代のものがそのまま使われている二十四節気に対し、七十二候の名称は何度も変更されています。日本でも、日本の気候風土に合うように何度か改訂されました。1874(明治7)年の「略本暦」では、それまでと大幅に異なる七十二候が掲載され、現在ではこの七十二候がつかわれています。

熊胆(ゆうたん、ユウタン)、熊の胆(くまのい)

熊胆(ゆうたん、ユウタン)、熊の胆(くまのい)

先日、お客様のご要望で、熊胆(ゆうたん)の原型をお預かりして、捌(さば)きました。
熊の胆嚢(たんのう)を、乾燥させたものを、漢方で熊胆(ゆうたん)といいます。
「くまのい」とも呼ぶので、しばしば「熊の胃」と思われる方も多いようですが、本来は熊の胆汁が入ったままの胆嚢です。
IMG_4868.jpg


当て布をして、木槌などで叩いて粉砕し、中身を取り出して、乳鉢で擂(す)ります。

IMG_4872.jpg

大人(15歳以上)は1回量0.1g ~ 0.2g、1日1~3回、食前または食間に服用する。
杯「さかずき」に湯を入れ一回量の熊胆を溶かし服用します。
苦みが強いので、そのままオブラートに包んでもても可。
良薬口に苦しです。

熊胆は、古い文書には「小児の五疳を主治し、虫を殺し、悪瘡を治す」とあり、神農本草経にも収載されています。

漢方生薬の熊胆は、駆除したクマから、丁寧に胆嚢を取り出し、これを冬期間陰干しして、ある程度固まり柔らかさのあるうちに、ガラス板などで挟んで圧縮して、さらに陰干しすると、硬く固まります。

以下Wikipediaによると
日本薬局方においては、「Ursus arctos Linne 又はその他近縁動物(Ursidae)の胆汁を乾燥したもの」がユウタンと定義され[12]、日本国内ではエゾヒグマとニホンツキノワグマが用いられています。

医薬品医療機器等法(旧薬事法)に基づき、熊胆の販売・譲渡は、薬務行政から正式な認可・承認を受けることが必要となる。また、原料として薬務行政から熊胆に関連する製造・配合などの許可を受けている仲買・製薬業者への販売・譲渡は、クマから取り出した状態のままでの水洗い及び単純乾燥の販売・譲渡に限り認められている。

ツキノワグマやヒグマなど全てのクマ科はワシントン条約により規制されており、カナダ・ロシアなどの輸出国による輸出許可書がない限り国際取引は禁止されている。 海外旅行での取得の際には輸出国で所定の手続きを取らねばならないとされている

主成分は胆汁酸代謝物のタウロウルソデオキシコール酸である。
この他、各種胆汁酸代謝物やコレステロールなどが含まれている。

熊胆の効能や用法は中国から日本に伝えられ、飛鳥時代から利用され始めたとされる熊の胆は、奈良時代には越中で「調」(税の一種)として収められてもいた。江戸時代になると処方薬として一般に広がり、東北の諸藩では熊胆の公定価格を定めたり、秋田藩では薬として販売することに力を入れていたという。熊胆は他の動物胆に比べ湿潤せず製薬(加工)しやすかったという。

熊胆配合薬は、鎌倉時代から明治期までに、「奇応丸」、「反魂丹」、「救命丸」、「六神丸」などと色々と作られていた(現代は、熊胆から処方を代えている場合がある。理由は後述)。また、富山では江戸時代から「富山の薬売り」が熊胆とその含有薬を売り歩いた。
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